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マドリード・マデイラ島旅行記④ ~3日目事件続出!マデイラ島に行けるのか~

3日目の朝になりました。

ホテルの前にはいつも数台タクシーが待っているようです。
バラハス空港まで、渋滞もなく順調に到着です。

搭乗ゲートはまだ決まっていないけれど、チェックインや出国審査も終わり朝食を。
食べ終わると、目の前にZARAの文字が!(^^)!
「時間もあるし、ちょっと見ていい? その辺に座ってていいから❤」
買い物嫌いな長男に少し遠慮げに言いましたが、なぜかついてきました。
マドリードに戻ってきても、買い物嫌いな長男と一緒では、十分な買い物ができない可能性大なので、ささっと選んで試着して…
無事カットソー2枚買うことができました。
その間に、搭乗ゲートも決まったので、ゲート目指して歩きます。

マデイラ島まではイベリア航空を利用します。
IB8136便は、09:45にマドリードを出発し、マデイラ島には11:20到着予定です。
ゲートはとっても広いバラハス空港の一番端にありました。

【事件その1】

ゲートに着きましたが、まだ搭乗カウンターには誰もいません。
念のため、すぐ隣のカウンターのお姉さん二人にチケットを見せながら、
「マデイラ行きはここですよね?」
と聞いてみました。

そしたら、なんと、、、
「ここはマデイラ行きです。あなたはフンシャル行きだからここじゃない。違うゲートです!」
いやいや、確かにチケットにはフンシャル行きと書いてあるけど、フンシャルという都市にあるマデイラ空港なんですけど。
でも、お姉さん達はきっぱりと言い切るし…

もう一度、案内表示盤を確認して、
「IB8136便だからやっぱりここだと思うんだけど! 違うの?」
お姉さん達は顔を見合わせて、今度は「わかんなーい」みたいな様子。
ロビーで待っているご夫婦らしき人に、同じマデイラ行きのIB8136便に乗るかどうか確認し、とりあえず気持ちを落ち着かせました。

搭乗の時間になりましたが、不安でいっぱい(-_-;)
そしたら、さっきのたよりないお姉さんのうちの一人が、隣のカウンターからマデイラ行きのカウンターに移りました。
おいおい、自分の持ち場なのにそんなことも答えられないなんて!
客を戸惑わせてどうすんのよ。
かなり衝撃的でした(-_-;)

【事件その2】

2列2列の100人乗り位の飛行機に半分程度の人が座りました。
私達はエコノミークラスの最前列窓側にそれぞれアサインされていました。
隣には誰もいないし、狭い飛行機でもゆっくりできそうです。

朝も早かったし、寝ようとしていたそのときに事件は勃発!
滑走路へ向かう飛行機が、途中で進路を変えてストップしてしまいました。
トランシーバーを持った空港整備員らしき人も車でかけつけ、パイロットと何やら話をしていました。

ええええーーーー!
どういうこと???
なんだかわかりませんが、スペイン語ポルトガル語か知らない言語でアナウンスが流れ、どうやら飛行機を降りる雰囲気に。
「What's happened?」
CAさんに聞いてみましたが、
「私達もわからないのよ」
どっちみち詳しくしゃべられても、私のリスニング力では聞きとれないんだけど。

タラップを降りてみんなで待つことになりましたが、誰も何が起こったのか、どうなるのか聞く様子もありません。
今日中に行けるのか、あとに続く日程のことを考えるとめちゃめちゃ不安になってきました。
30分近く待って、何やらスペイン語らしき説明がありました。
マデイラ行きの飛行機かどうか尋ねたさっきのご夫婦に、どうなるのか聞くと、英語がわからないと(@_@)

そしたら、若い元気そうなお姉さんが、
「英語をしゃべられる人を探しているの?」
「イエース!」
お姉さん曰く、今から違う飛行機に乗るから、迎えのバスが来て、そのバスに乗ると。

よかった~、行けるんだ~
それでもバスはなかなか来ません。
私は氣がつきました。
この旅行が始まって、時間に対する不安がかなりあるということを。
実際、時差を間違えてたり、やたらと飛行機の出発時間が気になって何回も時計を見て焦ってみたり。
自分を信じきれてないのかな…
いつも不安を抱えている…
いつも自分を疑っている…
もうそんなことは手放したい。
「よーし! マデイラ島に行くぞー!」
と決心したらすぐにバスは来ました!(^^)!

バスに全員乗り込み、途中で地下トンネルに入り、延々とトンネルを走ります。
20分位乗っていたように感じますが、定かではありません。
バスの中で電話をしている人の声が聞こえてきました。
「飛行機が飛ばなくなったので違うので帰るわ。多分到着が1時間かもう少し遅れるからね」
ふ~ん、こちらではよくあることなのかもね。
みんな大騒ぎしないはずですね。

代替の飛行機がオンボロだったらどうしようという思いも打ち消します。
パイロットは先回りして、整備士さんと話をしたり準備していました。
どれくらい遅れて出発したかわかりませんが、ようやく出発!
2時間35分のフライトです。
安心してウトウト眠りから覚めると、長男が鼻血を出していました。
ティッシュを鼻に詰め込んで、おもむろに漢字ノートを取り出し宿題をしていました(@_@)

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